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JRAの仕事

JRAには、経営の意思決定機関として、委員6人と理事長により組織される経営委員会が設置されています。経営委員会の委員は、JRAの経営に関し公正な 判断をすることができ、広い経験と知識を有する者のうちから、農林水産大臣が任命します。経営委員会は、JRAの経営の基本方針等業務運営の重要事項の決 定や、予算・事業計画等の議決を行います。また、役員の職務執行の監督や、理事長が副理事長等の任命する際の同意についても、経営委員会が行うこととされ ています。業務を執行する役員は、理事長1人、副理事長1人、常務理事2人、理事8人、監事2人が任命されています。理事長及び監事は農林水産大臣が任命 し、副理事長、常務理事及び理事は、経営委員会の同意を得て、理事長が任命します。この他に、理事長の諮問機関として、運営審議会及び公正審査会議(公正 審査委員により構成)が設置され、適正な業務執行を図る仕組みを整備しています。こうした体制の下、JRAは以下の業務を行っております。

中央競馬の開催

これはいうまでもなく、JRAの仕事の根幹となるものです。現在、札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉の計10カ所の競馬場で、 年36回中央競馬を開催しています。開催は1回につき概ね8日で、原則として土・日曜と祝日に行うことになっています。中央競馬施行にあたって最も意を注 ぐことは、つねに競馬の厳正なる公正を確保するということです。私たちJRAは、権威ある競馬施行機関として、公正確保のために万全の体制で臨むととも に、日々その一層の充実のため、努力しています。

馬主、服色、馬の登録

これは法的な手続き上の重要な仕事です。馬主には、個人馬主、法人馬主および組合馬主(法人格のない組合が馬主として登録されます)の3つの形態が あります。平成20年1月現在では、個人馬主が全体のおよそ85%と大部分を占めています。次に服色登録ですが、服色とは競走で騎手が着る勝負服の色や標 示のことで、馬主の希望により1人につき1種のみを登録できるものです。最後に馬の登録ですが、これには馬名登録(日本軽種馬登録協会が馬の名前を登録し ます)と、馬名登録した馬を中央競馬に出走させるための競走馬登録(JRAが行います)があります。

調教師、騎手の免許

調教師、騎手はともに競馬を支える大切な役割を担っているわけですから、この免許関係の仕事もきわめて重要です。現在、JRAでは調教師と騎手に対して原則として毎年1回免許試験を実施しています。

競馬法および日本中央競馬会法の改正

競馬法は昭和23年、また日本中央競馬会法は昭和29年に制定されましたが、その後お客様は大幅に増加し、発売金も飛躍的に増大するなど、一般の人々の競 馬に対する理解と関心も年々高まってきました。そうした状況の下で、平成3年には、時代の要請に的確に応えた事業運営を行うことにより、将来にわたる中央 競馬の安定的な発展を確固たるものとするため、競馬の公正確保の強化と競馬の収益の一層の有効活用を図る法律改正(競馬法および日本中央競馬会法の一部改 正)が行われ、また、平成17年の競馬法の一部改正では、成人学生の勝馬投票券購入制限を除外するなどの見直しが行われました。そして、平成19年の競馬 法および日本中央競馬会法の一部改正により、払戻金の上乗せが可能となり、また、日本中央競馬会に経営委員会が設置されることとなりました。

参照元:日本中央競馬会(JRA)

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